アメリカのリタイヤできないシニアたち

ハワイ州に住む78歳の女性が現役でツアーの仕事をしているそうです。マウイ島でのホエールウオッチングやシュノーケリングを含むツアーの仕事なんだそうです。本当は3年前にリタイアするはずが約2000万円の蓄えのうち約半分が経済の落ち込みで失ったようでして仕事を継続を余儀なくされているんだそうです。
社会保障と亡き夫の遺族年金を合わせても月1300ドルの家賃を払うのが精一杯なんだそうです。
このようにシニアの方でまだ現役で仕事をしたいということで働き口を探している方が増えているんだそうです。

日本でも同様な状況が起きていますね。

米の75歳以上の失業率は2006年は2.5%でしたが2011年はなんと5.6%でたった5年で失業率倍増なんです。

日本の場合はのデータがみつからなかったので60~64歳で平成20年で失業率4.2%位です。そもそも日本の場合75歳以上の方の失業率といった概念がないのかもしれません。年金生活が当たり前なのでそうかもしれません。
でも日本の60~64歳の失業率をみますと米の年齢層とは違いますがあまり変わらないどころか日本のほうが就業は難しいと想定できます。

米の就業中の75歳以上は2011年で131万人(2005年は105万人)で25%も増加している。
米政府は2018年までに75歳以上の約10%(約200万人)が仕事を探す試算をしているそうです。

日本でも75歳以上の方で就労を望む人が多くなるのでしょうか?
年金と医療保険次第かと思いますが。